回顧録 vol.3

1st Single 「yume or utsutsu」

3曲入りのシングル。

ヘヴィな部分も残しつつ、前作から変わって歌謡曲や6/8拍子のアプローチなど、今思うと後の2nd Albumの布石かの如く曲が配分された1枚だと思います。

僕この音源持ってないんですよね…。

 

1. 夢か現

2分強をテンションマックスで駆け抜けるナンバー。作ろうと言って30分ぐらいでだいたい全部出来上がりました笑。

牧野がギターフレーズとボーカルとベースをユニゾンしたいとゴリ押してきたのは覚えてます。

ベースぐらいドシっと構えてルート弾いた方がいいんじゃない?と反対したんですが、今となってはこれで良かったなと。

こまちゃんとの声とも合って、良い曲です。

ベーシックのレコーディングは荒さやノリが欲しくてドラムベースギター全部一緒に録音。間奏の叫んでるとこも1発録音です。

余談として、十三ファンダンゴのライブでこの曲を演奏してた時にベースが鳴らなくなって(あとでわかったんですがアンプの電源コードが抜けてました)、ベースを捨ててタンバリンを叩き狂ったこともあります。鳴らないベースなんかただの重い木なんで投げ捨てました笑

この曲で初めてPV作ったんですが、カメラが1台しかなくて… アングル変えたいから50回フルテンションで演奏してめちゃくちゃ疲れましたね。

タイトルは漫画「ベルセルク」の中のフレーズから。

 

2. 嘘には口づけ

みんなのルーツにもなってる歌謡曲ナンバー。

サビのランニングベースは気に入ってます。

ライブで1度だけ こまちゃんがギターボーカルをやったこともありました。ちょっと尺長いかな〜。

タイトルはなんとなく歌謡曲っぽいなと思ってつけました。

 

3. アラスカ

My December結成前に牧野とやってたバンドの時に作った曲で、Demoには「I'll comeback for you」というタイトルで収録してました。

サビ以外のアレンジとタイトルを変えて今作に収録。

さらに年数を経てLive ver.アレンジとして「Alaska」に変化。なのでこの曲だけ実質3パターンあります。

2番のBメロが半分になってるのが効いてますね。

イントロの風の音はレコーディングスタジオに常設してた扇風機です。

 

 

以上1st Singleの解説でした。

聴き返そうにも音源持ってないんで覚えてる感じで書きました。

この頃あたりから自分達がいる場所というかライブをすることの意味とか考えはじめて、ホームという場所を作らなくなりました。当然知らないバンドと一緒にやることも増え、ツアーもめちゃくちゃ行った気がします。

 

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この頃のアー写、恥ずかしいぐらいカッコつけてますね…。当たり前にみんな若いし髪の毛長い。