1999

今から17年前、当時16歳。

 

学校にはだいたい遅刻(この頃から遅刻癖が出てきましたね…)、MDウォークマン(ラルクHi-STANDARDBRAHMANビークルGreen DayDragon Ash奥田民生 etcを自分で編集したベスト盤)で音楽を聴きながら通学。

1限目を諦めて友達と喫茶店でモーニングを食べてから学校へ。

 

授業中は漫画(クローズやジョジョの奇妙な冒険松本大洋の作品を回し読み)、あとはゲームボーイ(世代を感じさせますね)。勉強は要領良くやってたんで特に落ちこぼれてもなかった。

この頃にポケベルからケータイに替えたんかな、ツーカーホン関西のやつ。PUFFY好きやったし。

 

授業が終わったら早めにバイト先へ行き勤務開始時間までタバコを吸いながら雑誌を読む(今は無きBoonやSmartなど)。

 

バイトはうどん屋の配達。

主に会社や雀荘、歓楽街に近いこともあってか、たまに風俗店にも配達(当時の僕には刺激が強すぎました)。

 

21時に終わり、電車で最寄り駅に着いたらそのまま原付でレンタルビデオ屋に。

帰って来て借りた作品を1本観て就寝。

 

だいたいこんな毎日。土日はバイトが休みやったから友達や当時お付き合いしてた彼女と遊びに行ったり。

 

 

 

 

買った物や観た作品、自分で手に入れた物にはそれぞれ当時の「ストーリー」が付随してくる。

例えば「このCDは○○で買って、そん時こんなことあったな」とか、「この映画観た時は○○と一緒に観に行ったな」とか。

 

「昔に戻りたい」とは1度も思ったことはないけど、そのCDや映画や作品を手にとった時に派生し蘇る記憶。

 

 

着てた服、友達の顔、好きやった人、ゲーセン、影響受けた映画、飼ってたインコ、溜まってたコンビニ、乗ってた原付、弾いてたギター。

 

 

自分が30代になることも想像してない当時16歳だった僕には大人がつまらなさそうに生きてる様に見えた。

歳を重ねて今、16歳の自分が見てたつまらなさそうな大人になってなかったらいいなと思う。

 

 

 

 

という事を、昨日深夜にカーステから流れた音楽を聴きふと思いました。